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プレゼンテーションの準備の話

 

色々な分野のお話をいただくシファカでは

案件によって用意する資料が違います。

 

「これは絵で説明した方が良いね」

「図面とパースで行くか〜」

「紙資料とスライドにしよう」

 

こんな感じの一言からくるくると皆が動き出すのですが

 

「模型もってくよ〜」が来ると

その日はとても楽しい時間になります。

 

 

担当者が試行錯誤した図面を見ながら

その人の頭の中にしかない部分を聞き出し

どうすればそれが目の前に現れるのか

何を使ってどんな風に作ると担当者の頭の中に近づくのか

それを考えるのが楽しいのです。

 

というのも私は図面が引けないので

正直なところ図面を見るだけではさっぱり楽しくありません。

「これで作って」と図面を渡されても

線と数字が綺麗に並んでいる紙にしか見えないのです。

 

 

しかし紙通りに作るとなんとまあ建物になるもので

そこに

 

「ここはモルタルで」

「ヒノキ使いたい」

「すりガラスにするよ」

 

てな感じで素材とニュアンスが加わった時に

魔法のようにその物体が楽しく見えます。

ただのスチレン板と厚紙なのになー

毎回なんだろうこの感じと思っています。

しかし分からぬまま完成してしまうのですが。

 

案件にもよりますが

模型を作っても提案に同行しない時が多いです。

その時は担当者に模型を渡して帰りを待ちます。

 

たまーに

模型を気に入って下さると置いてきたりするので

ああ達者で過ごしてくれよと思ったりします。

 

理解出来る形になった途端に愛着が湧くのは何なんでしょうかね。

 

 

さーて!

 

7月でござる!

 

 

(sazanami)

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