折りの状態からどんどん開いていくと、世界→日本→岡山→岡山大学と徐々に焦点が合っていくように全体を構成しています。
最後まで開ききった瞬間に全貌が明確になり、リーフレット自体が折り紙であることが判明します。さらに図示に沿って折り進めると校訓を中心においた太陽の形になり、「SUNNY OKAYAMA(晴れの国 岡山)」が出現する仕組みになっています。
岡山大学さまのyou tubeチャンネル用の簡単な折り方動画も製作しました。
タイトルの「DISCOVER OKAYAMA UNIVERSITY」には
「世界中にあふれる国、県、地域、学校の中から岡山大学を見つけて!」という想いを込めました。地球に見立てた表紙の丸い模様は世界中の国々を簡略化した図形をちりばめ、カモフラージュの中から日本を発見してほしいという意図を表現しています。
岡山県が、そして岡山大学が楽しい場所であること。それ以前に日本という国がとても素敵な場所であることを、わくわくする方法で伝えたい!と考え、製作を進めました。
全体の背景には方眼紙のイメージを配置し、全てのタイトルはそのマス目をもとに書いたようなイメージで仕上げています。まるで生徒が一生懸命伝えようとしているような、そこに人の温度を感じるようなビジュアルを目指しました。
方眼紙の青色のイメージを使うことで全体にふわりとしたブルーがかかり、岡山大学カラーである「岡大ブルー」に見えることも意識しました。
大学案内を見てわくわく出来ないのなら、楽しい学校生活を思い浮かべることは難しいでしょう。それが海外の学校ならなおさらです。
今の時代、必要な情報はインターネットで調べることができます。SNSでは不特定多数の知らない人に呼びかけることができます。その中でのリーフレットというものには目新しい力はないのかもしれません。
しかし、「手に取って触る・実体を目の前にする」という絶対的な強みがあります。
その行為を活かし、そこに楽しさを添えて海を渡ってもらうため、シファカらしさをふんだんに詰め込んでみました。
楽しい気持ちは万国共通なはず!
それゆけにっぽんです!
シファカのHPにも実績をアップしておりますので是非ご覧下さい。
折り方の説明動画はこちら(※ you tube動画は近日公開予定)
https://www.youtube.com/playlist?list=PLJikPQTwoCj59kaBtdqdyKd4zM27AecNV
|credit|
CD:作元大輔|cifaka,inc.|
graphic design:漣めぐみ|cifaka,inc.|
photo of leaflet:内田伸一郎|内田伸一郎写真事務所|
( sazanami )