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蒜山の家

昨年、CIFAKAで設計させていただいた岡山県蒜山の家に友人夫婦と遊びに行ってきました。



そして、その家が‘ガレージのある家’という雑誌の中で5〜6ページに渡って紹介されました。



↑この表紙の家じゃないですよ。

この家は、ローコスト、セルフビルド、けど格好良くといういたってシンプルなコンセプトの計画でした。

どのように進めていったのかというのを紹介します。

・設計 
クライアントが大のアンティークカー好きということもあって、大きなガレージというのが前提条件でした。また、雪のたくさん降る蒜山という立地等の諸条件を考慮しながら、プラン、仕上についてしっかりと協議し、内容を確定させました。

・工事
セルフビルドといっても、構造に関わる部分、電気配線や給排水設備、ガス設備などといった部分の工事については、それぞれ専門の職方に分離発注しました。
そして、化粧柱をたてる、間仕切り壁をたてる(もちろん下地から)、仕上をする、床フローリングを貼る、カウンターキッチンを作る(設備のつなぎ込みは業者さん)、天井を貼る、仕上げる、扉を付ける、といった作業を材料をネットやホームセンターで安価なものを購入しセルフビルドで行ないました。

その結果、驚く程の少ない総工費で気持ちの良い空間が完成しました。
(金額等詳細は是非雑誌を見てみて下さい。)

ただ、このような方法がどんな人でも成功するとは限りません。

今回のケースでこの方法が成功した条件として、

①クライアントが普段からものを作るのが好きで工具類も豊富に揃っている。
②時間に比較的余裕がある。
③周りに同じ様にもの作りが好きな手伝ってくれる友人がたくさんいる。
④最初に的確にプランを確定させる事で、分離発注も可能になるし、自分で買う建材の量も無駄がなくなる。
⑤セルフビルドを前提とした仕上材を的確に選択しておく。

正直、上記した工事内容を自分でするというのは大変な労力と時間が必要になってきます。
誰にでもお勧め出来るやり方ではありません。

しかし、このような方法を上手く部分的に取り入れる事でローコストなローコストらしからぬ住宅を実現する手法として応用出来ないかなと考えています。



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