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住宅プロジェクト

現在、CIFAKAでは住宅のプロジェクトが進行中です。

当初クライアントからの依頼は「現在、納屋の建っている土地に、その納屋を解体し新築で住居を建てたい」という内容でした。
早速、現地調査を行なったのですが、驚く事に想像していた以上にその納屋の状態が良かったのです。
たしかに、見た目はボロボロでしたが、そこにはとても納屋に使用されるには似つかわしくない程の立派な梁が使用されていたり、構造体自体の大きなイタミも(確認出来る範囲では)ありませんでした。
さらに、何年前くらいに建てたんですか?と聞いた所、はっきりとはわからないが100年は建ってるんじゃないかな?とのことでした。100年!!!

そこで、CIFAKAはその構造体(軸組)を壊してしまうのではなく、活用したプランの方が良いのでないだろうかと考え提案し、了承を得て進めています。

もちろん、その構造体をそのまま使うといっても本当にそのまま使ってしまったら極めて危険です。その構造体や基礎部分の補強や部分的な修繕、差し替え、やり直しは必須だと考えています。
また、その手法は様々ありますが、その手法において面白いアプローチが出来ないかな?と考えています。

私は、その昔の日本の技術や木の風合いが醸し出す空気と、新しく創りだしていく部分の良い意味でのギャップが心地よい空間を産み出すと考えています。

よくこういうケースはその古い風合いや和風という独り歩きした言葉に擦り合わせがちなのですが、そこを擦り合わすのではなく適度に反発させることで、新しい面白い空間が演出出来るのではないでしょうか?
(もちろんその中の超越的な空気の調和というのが必要不可欠になるのですが。)

また、進捗状況等アップしていく予定です。
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