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家具デザイン

CIFAKAは空間を作る要素の一つとして、家具の存在は非常に重要だと考えています。
空間の印象を家具の存在が作ってしまう可能性が大きいからです。
空間をゼロから作り上げていくならば、家具もその空間の為に作られるのが最良ではないかと思います。

家具をデザインするにあたって、その使用する素材は木、鉄、ガラス、布、、、とその空間のイメージに合わせて変わります。



その中でも無垢材を使用した家具を作る時のCIFAKAの原則があります。
それは、無垢材のみで組む時は原則ビスや釘を使わないということと仕上にはオイル系、ワックス系の塗料しか用いないということです。

無垢材は呼吸しているため、気温や湿度などの外的要因によって動きます。ビスや釘等で無理矢理固定してしまうと動いた時にヒビや割れが生じてしまう可能性があるからです。
日本の寺や神社などの伝統的な建築はその軸組を組むのにビスや釘をほとんど使用していません。それも同じ理由からです。(また、一昨年は実験として木と木の接合部に可動式の接続金物を作って使用したものもあります。)

また、無垢材を使用する一番の利点はその経年変化の美しさ、楽しさだと思います。いわゆる‘アジ’ですね。表面をガチガチに塗ってしまってはそのアジも楽しめないですよね。

今年は、家具単体での発表もドンドンしていきたいなと思っているので、また新作が出来次第報告させてもらいます。

最後に、'salon de beaute Gauche'さんの写真をCIFAKAwebの方へアップしましたのでチェックしてみてください。


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